天職って何かしら?
時々、特に若い女性のお客様から「昔から天然石・パワーストーン屋さんになりたかったですか?」と聞かれる事があります。
そんな訳ありません。石屋さんなんて頭にありませんでした。何より学生時代は特にこれと言って目標としている職業はありませんでした。
ただ、元々営業の仕事をしておりまして、転職の際にできれば20年後も50年後も続けていけそうな、年齢を気にしないで知識やスキルを生かせられそうな業種に就きたいと思って宝飾品業界に飛び込みました。
子供の頃から、学校の先生やお医者さん等を目指して目標の仕事に就くという素晴らしい人もいるでしょうが、その他の大勢の方は必ずしも希望の仕事に就職する訳ではないと思います。私もです。
天職とは後々、(アレがそうだったのかもしれない。)と後から思い返すものなのではないでしょうか?「今、私は天職です。」なんて言われたらビックリですし、嘘っぽい気がします。
嫌々ずっと続ける仕事はどうかと思いますが、今の自分の知識や能力で、何となく自分に向いている天職ではなくて、適職に就いてみたり、始めてみるのがベターだと思います。
そんな中で次第にその人それぞれの進むべき道が自ずとと決まってくるものだと思います。
何れにせよ結果、遠回りであったり、無駄足だったりする事もあるでしょうが、そんな寄り道が、若き日の良き思い出になったり、後々の手助けになってくれればラッキーくらいに思えると楽で良いですね。常にずっと寄り道の真っ最中のつもりで生きています。
新社会人の頃は皆、遮二無二仕事に向き合う事ができるですが、歳と共に次第にズル賢くなってきて、どこぞの勝ち馬に乗ろうとしてします。その結果失敗してしまう場合が多いですね。
最近若者から進路や仕事の事等の相談を持ちかけられる事があります。私自身が未だ迷走中なのですが、自分の失敗を踏まえた話がアドバイスになればと思ってリアル失敗経験談等を教えてあげます。ドン引き必至の。
物事をだいぶ冷静に見ることができるようになった今でも、もし目の前に常勝の勝ち馬がいたら、是非ともあやかりたいものだと思う下衆な気持ちもゼロにはならないものですね。笑
何より負け馬は嫌ですね。負け馬なんて単語あるのかな?
(;゜∇゜)