コバルトブルーのヤツ7/30
自然界で人間が美味しそうだと思える色は、グリーンや赤や茶色等と何かの本かテレビで聞いた記憶があります。
確かに野菜類は緑だし、肉は赤色系、木の実なんかは茶色ですね。
しょっちゅう散歩中にトカゲ🦎を見つけます。
見つける度にいつも思うのですが、かなり美しいコバルトブルーで光っています。むしろメタリックブルーにも見えてきます。
まるで宝石や鉱石の様に美しい青色で、よく観察してみたいといつも思います。
捕まえようかとも思うのですが、物凄く素早いし、何となく噛まれたくはありません。
子供の頃はバシバシ捕まえていましたが、歳を重ねて少し気持ち悪いと思う感覚が芽生えてきます。
よく見ると、毒を連想してしまう様なコバルトブルーです。動物は本能的にポイズンチックなカラーを避けるのでしょう。
それから素早い生き物に対しても何となく苦手意識が生まれるのかもしれません。
これからの季節、大抵の人が苦手であろうアイツ、ゴキブリも嫌な黒光りで、マッハなスピードです。
もしあのゴキブリも、カナブン程度のスピードでノコノコ床を歩いていたら、(やれやれ、早く外にお行きなさい。)とホウキと塵取りで追い払う程度だと思います。
しかし、マッハです。しかも飛びます。それがみんな怖いのでしょう。
私は普段は余裕でヤツを退治できますが、家等で退治しそこなって、見失ってしまうと見つけて殺すか、外に追い払うまで気になって落ち着きません。
生き物に対しては、幼い頃の無駄な殺生の罪滅ぼしの為にも、今は比較的に優しく接しているつもりですが、ゴキブリと蚊は別格ですね。殺してしまいます。
話はトカゲに戻りますが、流石にテカテカのコバルトブルーでは食べたら毒がありそうな感じがします。
昔、社員旅行でグアムかどこかに行った際に、夕食でテーブルの氷の上に乗っているお魚とかのシーフードを注文すれば、お刺身やフライにしてくれるとの事でしたが、その魚たちが見たことのないエメラルドグリーンや、鮮やかなブルーでドン引きしたのを覚えています。
頭に凄いコブがあったり、ヒラヒラした不思議な魚たちでした。
南国のダイビング映像の様な綺麗なフィッシュたちは食欲をそそりませんでした。
海外の人からしたら、日本ではタコやナマコやお刺身なんて気味の悪いモノをよく食べられるものだなと思っているのは当然ですね。
文化が違えば風習や食も大きく変わる。当たり前の事ですが、全てを解り合う事はとても難しいと思います。
しかし、全てを理解できない前提でも、自らを取り巻く風習と異なるモノに対して受け入れられずとも、批判をしない様な感覚を持つことができたら、だいぶ衝突が減るのだと思います。
小難しい国際的な問題の話ではなくて、簡単に言うと、自分と他人はだいぶ違うんだなぁという認識ですね。
それとカラフルな食べ物は毒っぽいから嫌だなぁという認識ですね(笑)。
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