あの日、あの時に戻れるなら?20年1/30
私は映画や、アニメ、小説等のタイムリープ系の作品が大好きです。
あの日、あの時に戻るタイムリープストーリーからの、結局同じ様な運命とも呼べる必然的終結に吸い寄せられてしまうタイムループ系の作品は特に大好物です。
子供の頃、バックトゥザフューチャーを初めて観た時は興奮しました。
今も、ソレっぽい作品を見かけたら積極的に読んだり、観たりしています。
有名どころの作品でしたら、オススメは”バタフライ.エフェクト”や”ラン.ローラ.ラン”とか、アニメだったら”時をかける少女”とか、”Steins;Gate”あたりはメチャクチャ有名です。観たことが無かったら是非観て下さい。面白いです。
先日雑談の中で、もしあの時に戻れるとしたら、どのタイミングに戻りたいか?的な話で盛り上がりました。
私には、あの日の夕方に別れた親友を引き留めておいたら交通事故から救えたのに・・・とか、あの恋人とのスレ違いが無ければ今頃は・・・。みたいなドラマティックな運命のターニングポイントは皆無です。
比較的のほほんとした、特に盛り上がりにかける生きざまです。それなりに辛い目にはあいましたが・・・。
確かに、あの時あれを食べなければ、食中毒にならずに済んだ的なタイミングや、人に対して、あんな態度を取らなければ良かったなぁ~的な後悔はありますが、それは致し方ない些細な分岐点でしょう。
そして私はどちらかというと、済んでしまった事柄に対しては、いつまでも後悔するよりも、それならこれからどうするか?的な発想への切り替えは早い方かもしれません。仕打ちに対してはある程度根には持ちますが・・・。
しかしながら、しいて挙げるとしたら、若い頃の転職の時々に、もう少しだけ堪えていたら、後々今とは違う物の見方ができていたかもしれないな?とは思います。
嫌になってしまって、即座に仕事を辞めてしまった事が何回かありました。忍耐力がたりませんでした。
それから、私だけではないと思いますが、比較的大きな分岐点は学生時代の進路選びは大きなターニングポイントの1つではないでしょうか?
当時から将来の夢や目標が明確に見いだせずに、それとなく、何となく過ごしていました。
今でも、将来設計や夢は特に無い感じですので、仕方がないのですが、若干勿体ない感じがこの歳になって初めて感じる様になりました。
人が生きていく中で、色々と遠回りをしたり、無駄な時間を過ごす事は長い目でみたら決して悪いモノではないと私は思っています。寄り道はなかなかに楽しいモノです。
因みに、今の仕事に対しての大きな後悔はありませんし、する事が出来なかったと思います。
一抹どころではない不安感は常に抱きつつも、お客様や知人達から楽しい時間をもらっています。
私の場合、実は15年位前に、ちょっと大きく心が落ち込んでしまった時期がありましたので、その当時、お店の開店がある意味必然で存在していました。
頼りなくも必死に、開店を心の支えに過ごしていました。
今の仕事に対して、あの時にこうしておけば良かったと顧みるよりも、どうにか自分の進むレールを見失わない様に、手探りで歩んできた感じです。
だから強いて挙げるとしたら、15年位前にだけは戻りたくないです。泣きたくなってしまいます。
それ以外の場所に飛ばされるのでしたら、きっと当時の私よりもズル賢く、要領よく、悪巧みしながらシメシメ顔で狡猾に生きていける自信があります。
しかしながら、歩む速度や振れ幅の違いこそあれど、きっと明確な方向性ややる気的熱量が無ければ、異なったベクトルの中に身を置く事は無いのかもしれませんね。
まるで馬だったり、馬車だったりその時、その時で乗り物こそ違えど、同じ場所をクルクルまわるメリーゴーランドみたいにある程度の範囲内からは逸脱する事が出来ないのかもしれません。
そして、まるで映画の主人公みたいに、抗う事の出来ない運命の決定事変からは逃れられないなんて考えると、何気に今を受け入れて、楽しんだ方が人生お得なのかもしれませんね。
昔からお酒が入ったりしたら、この手の話に夢中になってしまいます。楽しくなってしまいます。
今日のところはシラフですので、このあたりで終わりにしたいと思います。お付き合いありがとうございました。
厨二的四次元ポケットトークに熱中してしまった今日この頃でした。
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