金のなる木の花20年3/2
ちょっと前から店先の金のなる木の花が咲いています。
お店のオープン当初に、お店が繁盛すると嬉しいなと思い、願掛けも兼ねて小さな金のなる木の鉢植えを買いました。
そして年々育ち、だいぶ立派な木になりました。毎年花が咲きます。
しかしお金は貯まりませんね。
ところでコロナウイルスの問題で、流通市場からマスク😷が本当にありません。全く売っていません。
私は以前からブログで書いていますが、映画をよく観ます。特にホラーやパニック物が大好物です。
ゾンビやパンデミック作品でのあるあるなのですが、マスクや保存食とかが無くなって争うみたいなシチュエーションを頻繁に見かけていました。
だから、だいぶ前の大量に店頭に並んでいる段階からマスクは少しだけ備蓄してありました。しかしこんなに入手困難になるとは予想外でした。
先日、友人と会った時にマスクが手に入らないと嘆いていました。だから持参していたマスクを数枚あげたら喜んでいました。ついでに人からいただいた除菌スプレーの希釈したヤツも自分で幾つか作ったのでそれをあげました。
マスクも余裕があるにしてもせいぜい自分達の今後使用する分位なので、今後もし手に入れる事ができたのなら、その分を困っている友人や知人に差し上げたいと思っていました。
しかもここ数日で、更にトイレットペーパーやティッシュペーパーまで欠品しています。
たぶんトイレットペーパーの欠品なんかはデマであろうと頭ではわかっていても、本当に入手出来なくなったらトイレでお尻が拭けなくなってしまったら一大事なのでついつい買ってしまう自分がいます。
そういった行動がパニックに拍車をかけてしまうのはわかっていますが、お金は無くとも、トイレットペーパー位は心配する事なく使用したいです。自分本意と思いながらも。
でも1つだけ気がついた事があります。デマを承知でも、トイレットペーパーが後々入手出来なくて困ってしまったら可哀想なので知り合いに、まだ近くのスーパーに大量に売っている事や今の状況等を教えてあげました。
そうしたら「昨日からもう知っているよ。」と笑顔で言っていました。そしてもう既にまとめて買ってきたとの事でした。
そうです、人は私には教えてはくれません。実際はそんなもんですし、人は私に対してそんな感じです。現実を突きつけられて、何だか心の奥がギュッとなりました。
私は自分で言うのもなんですが、気前は良い方だと思いますし、お人好しというか、騙されやすい方だと思います。
だからきっと、自分と同じだけ”その何か”を持っている人に対しても、気がつかないで自分の持っている分を分け与えてしまう様なお節介で間抜けな性分を改めて思いだしました。
全然今までの教訓が身に付いていませんでした。気を引き締め直したいと思いました。
人が冷たいとか、悪いといった訳ではないのです。
学生の頃、担任の先生に言われた事を思いだしました。「君は人が勉強をしていないと言ったら、それを信じてうのみにしてしまうけど、実際は皆、勉強をしているし、本当の事は言わないものだよ。気をつけなさい。君の人生の為に。」「信じて本当に勉強をしないのは君だけなんだよ!」
正に人生その通りでした。年長者の言う事は比較的正しいですね。
まあ私の至らぬ点はさておき、お人好し、お節介、親切、大きなお世話、気配り、正直者、嘘つき等様々な人の捉え方がありますが、私に大きく足りないのは、”多くは語らない”という寡黙さなんだと改めて感じる今日この頃です。
( ̄~ ̄;)
