たまには直感の話でも21年10/5
時折歩いていると、何処からともなくフワッと金木犀の良い香りがします。
また今年も金木犀の季節ですね。
何年も同じ道を歩いているので香りポイントはかなり把握しています。
毎回ですが、金木犀は気持ちが安らぐ好きな香りです。
私は子供の頃から鼻くそばかりほじっていたせいか、比較的鼻が良い方だと思います。鼻がききます。
人によっていい匂い、嫌な臭い等主観的な感覚の個人差はあると思います。納豆なんかは分かりやすいですね。
先日、いつもご来店の際はお泊まりでいらっしゃるお客様とホテルでの宿泊の話になりました。
ホテルの話からの流れで、俗にいう出る👻って類いの話になりました。
サラリーマンの頃、全国各地への出張が多い仕事でした。ホテル暮らしは慣れています。
ごく稀に私の宿泊先の部屋がどうやら出るらしいと言われていると人から聞いた事もありました。
全くという訳ではありませんが、気にせずそのまま泊まっていました。
私はそういったのはけっこう平気なタイプですが、もし予め聞いていたら絶対止めておく性分ではあります。
ネガティブな事案には敢えて自ら近づかない方が得策です。
そんな私ですが、ホテルで部屋のドアを開けただけで直感的に即ヤメさせてもらった部屋はありました。本当に滅多にありませんが…
忙しそうな繁忙期でしたらそれこそ迷惑になってしまいますが、そうでもない平常運転日でしたので、部屋を利用する前に、そのまま他の部屋に変えてもらいました。
何となく直感的に止めておけとしか言いようがない直感からでした。
フロントでは素直に「もし可能でしたら部屋を変えてはいただけないでしょうか?」とシンプルにお願いをしました。
部屋変えの理由を聞かれた時は仕方ないので、「何となく臭いがするので…」と静かに答えていました。
まあ基本的に仕事利用の安宿ばかりでしたので、当時の喫煙可の部屋は最初に入った時から既に喫煙所みたいなかなりのタバコ臭い部屋もあったりで割とすんなりと変えてもらう事ができました。ありがたいです。
そんな感じで私は直感を信じています。
悪霊的な何かとかの話ではなくて、それまでの自分の人生における統計的傾向と対策だと昔何かの本で読んだ気がします。
分かりやすい例をあげれば、若者の携帯は別として、深夜3時に”家の電話”が鳴ったとしたらどうでしょう?
良くない緊急事態のお知らせである可能性ではないかと瞬時に思うのではないでしょうか?
私なら深夜に家の電話が鳴った時点でドキッとします。怖いです。たぶん取らないです。
そういった経験上のパターンを元に、日常生活の中で無意識に行っているのが、直感や勘だと思っています。
その結果の違和感や不協和音ってヤツが不吉と認識しています。
必ずしもですが、そんな感覚に嗅覚も含まれていると思います。
太古の原始時代に森を散策中に微かでもヤバい肉食獣の臭いがしたら一目散に逃げた方が良いでしょう。
そういった生存本能にちょっと似ているとか考えたりすると色々面白いです。
本能や直感みたいな摩訶不思議系の話も大好物なのでそんな本ばかり最近また読んだり見たりしている今日この頃です。
Σ(゚Д゚)
