最後の時くらい2024年7/26
蝉の季節です。
連日早朝から昼前が一番元気に鳴いている様な気がします。
先日今年初めての蝉を拾って触りました。
変わらず抜け殻は採集、回収しています。
ある頃から、アスファルト上にひっくり返っていたり、死にかけの蝉を見つけたら静かな草地に移動させています。
まだ夏も始まったばかりなのにひっくり返って死にかけのヤツがいました。
蝉として夏を謳歌したり、色々と成してはいないのではないか?とか考えると何となしに蝉の姿と自分とをダブらせて寂しく感じてしまいます。
最後の時くらいは灼熱のアスファルトに身を焼かれて死んでしまわない様にそっと蟻のいなそうな静かな草陰に運んでいます。
無駄に昆虫を捕まえては死なせてしまっていた子供の頃の罪滅ぼしの意味合いと、昆虫には死に際に走馬灯の様な複雑な思考は無いとは思いますが、静かにその生涯を全うできたらと思いながら見送っています。
そんな時、私自身自らの最後の時間はどんな感じになるのだろうか?的な予想や想像が不意に頭を過りますが、あまり考えないというか、普段からあまり目を向けない様にしている感じです。
これから先の明るい未来や人生を想像して創造していく気力や体力が衰えていくのが必然であれば、せめて近い未来に未体験だったりな楽しい思い出を求めて近場への小旅行に行きたくなるのかもしれないですね。
夏に友人と行く予定を立てたふんわりとした旅行計画はとりあえずスライド延期して、秋位に行けたら良いねとこれまたおぼろげに計画している今日この頃です。
(´-ω-`)
静岡県三島市天然石のお店コタロー堂ブログ