誰かが捕っている8/18
散歩中にいつも決まった場所の決まった木の幹にちょっとした細工をしています。
大人の男性の太もも強程の樹木なのですが、ちょうど私の目線辺りで幹が別れています。
その辺りにはちょっと探せば5~6個は蝉の抜け殻が転がっています。
だから通る度にその木の2つに別れた木の股の所にいつからか蝉の抜け殻を挟んでいます。
特に意味はありません。
ちょっとやそっとの風では飛んでいかない様にカチッとはめ込んでいます。
手が、フック船長みたいなので、刺さります。
毎度のその行為に特に意味はありません。
しいてあげるとしたら、百舌鳥の速贄的な感覚かもしれません。
最初の1回目に何故にその様な事を始めたのか自分でも分かりません。
しかし、最初の設置の翌日あたりにはもう抜け殻が消えていました。
毎回そこを通る度に、罠を仕掛けるかの様に抜け殻をSETしていますが、絶対に次に通る時には見当たりません。
子供の目線の高さではないので、大人が捕っているのだと思います。
私と同じコースをいつもルーティンに通る人が存在する確率は低い筈ですが、仮にもし抜け殻を取っているのが同じ人だったら怖いです。
毎回木の幹にセッティングしている中年の存在の方が遥かにサイコかもしれませんが、それは一人称として気にしない様にしています。
私はある程度の昆虫位なら余裕で素手で掴めますが、自分の他にもおかしな場所に挟まった蝉の抜け殻を捕る大人がいる事にトキメキを感じて今日も罠を仕掛けました。
周りに人がいないか、周囲を野性動物の様に警戒して見渡してから仕掛けています。
まるでシビレ罠を設置するハンターみたいに、一連の流れる様な作業をこなしています。タル爆弾かもしれません。
少しだけ楽しいです。さあ来いっ!
( ̄- ̄)ゞ