エケコさんとタバコ20年2/16
ずっと前からエケコ人形がいます。
東京にいた頃からいました。
お店のオープン時から店の片隅に置いてあります。
南米かボリビアのお守り的な人形だったと思います。
お守りなので精霊的な立ち位置だと思うのですが、タバコ好きなところが人っぽい感じがして共感できます。
しかも本当かどうかは不明ですが、彼はタバコはマルボロが好きらしいと聞いて、もっと好きになったのを覚えています。
私も赤と緑のマルボロをずっと吸っていました。
禁煙の経緯は、(このタバコを最後の1本にしよう!)と不意に思いついてタバコを止めてから、その後1本も吸わずに今に至ります。自分でも信じられないです。
タバコを吸っていた時には、時々忘れた頃に、エケコ人形に火のついたタバコを吸わせてあげていました。
どうにも暇で、タバコを吸いながら徘徊していてエケコ人形を見かけた時稀に、「一緒に吸うか?」的にタバコに火をつけて一服させていました。
タバコのお礼にお願い事を叶えてくれるらしいと聞いていました。
だから禁煙後は、ずっと新しいタバコを吸わせていないです。ちょっと気がかりでもあります。
だいぶ古くなった火のついてないタバコを咥えてはいます。マルボロメンソールです。
喫煙経験者はご存知かと思いますが、タバコに火をつける時は、タバコを吸いながら火をつけないと燃えません。
だからエケコさんに吸わせる為の、タバコに火をつける際の一吸いが怖くて、火のついたタバコをあげられずにいます。
タバコ点火燃焼の際の一吸いを、おもいっきり胸いっぱい、ここぞとばかりに吸い上げてしまいそうなので・・・。
しかしながら、今でもタバコを常に吸いたい訳ではありません。
普段は、ほぼほぼ忘れています。
たまに、良い感じの喫茶店でコーヒーを飲んでいる時なんかに、周囲のタバコの匂いを嗅いだりするとフワッと思い出す程度になりました。
それと今、こうして以前喫煙していた時の思い出をブログに書いたり、人と話したりすると、時間にして1~2分間程、体と脳が思い出して、タバコが吸いたい様な感覚に囚われます。スゴい中毒性だと感じます。
悪習は、始める時は何気ない感じで始める事ができますが、それを断絶する際にはエライ我慢、忍耐、覚悟が必要になるので、それなら最初からヤラないに限ります。
「何事も経験だよ。」と私も含め経験者は言いがちですが、本当に良いモノならきっと止めてはいませんよね。
昨今の芸能ニュースを見ていると、きっとお金がいっぱいあるから、普通ではない変な悦楽にまでドップリはまってしまうのかなぁ?ゴリッゴリじゃん!と妙に納得してしまう今日この頃です。
(-ω- ?)