お願い看板20年3/10
あいにくの雨ですね。☔ 今、ブログを書いている店の外は物凄く雨がザーザー降りです。
今日は午後からけっこう降る予報だったので、歩いて通勤しました。
店までの通勤路は気分というか、直感的に変えて歩きます。何となしに嫌な感じがしたりすると、いつものルートではない道を行きます。たまに戻って違う道を行くことさえあります。
今日は川を眺めながら歩きたいと思ったので、川横を歩くルートを選択。
私は歩きながら、人とはちょっと違った”ナニか”を良く見ているみたいです。
あんまり道は覚えない代わりに、特徴的な何かで場所を覚えているみたいな気がします。
車に乗らないせいかもしれませんが、一般的に人が道や場所を伝える際に、「国道なん号線の先の~、何々通りを行った所の~」と説明してくれますが、さっぱり分かりません。知りません。
むしろ、汚い定食屋の先の~とか、いつもタオルケットが干してありがちの家の先の~といった感じで覚えているみたいです。
分かりやすくするなら、ラーメン屋とパチンコ屋が私のマップの指標であるのは間違いないです。
歩いている際に私がいつも着目して見ている物の1つに、”お願い看板”があります。
勝手にお願い看板と呼んでいるのですが要は、(犬、猫を捨てないでとか、タバコのポイ捨て禁止とか、飼い犬の糞を拾いましょう)的な看板の事です。
これから皆さんも歩いている際は、この看板のデザインに注意して見てみて下さい。
私の中ではこれらの看板の絵がどれも秀逸でグッときます。見かけると、人がいなければ写真を撮っています。特に誰かに見せる訳ではないのですが記念に撮ります。
大抵の看板は擬人化のイラストで親しみやすいです。
今日は1番好きなお願い看板のある道を通りました。
基本的にこの手の看板は禁止的な意味合いを持つものがほとんどなのですが、明るいイラストの中に、一抹の寂しさがある雰囲気を感じる点に私が惹かれるのかもしれません。
反対に不安感の秀逸さのある看板では、(痴漢・不審者に注意とか、子供の飛び出し注意や、薬駄目っ!)看板もサイコっぽさがあったりしてハッとします。
昔から雑談の中で、そんな看板の話をしてもあまりピンとこない人が大半ですが、たまにわかってくれる人を見つけた時は嬉しいですね。
きっとそんな人は、廃墟やレトロやモヤモヤするB級、C級サブカル的な若干下らないヤツが好きな方かもしれません。
そうこうしているうちに、外の雨が静かになりました。因みに1番好きな看板を載せておきますね。
人知れず、お願い看板普及活動家会員ナンバー01として、ナンバー02、03の自発的発足を願う今日この頃です。