久しぶりにタバコの話でも20年7/17
8月に入れば早いもので、禁煙4年目に突入します。
嘘みたいな奇跡です。
かつて私は、タバコとコーヒーでかなりの部分が構築されていると考えていました。
そんな私が、何となしに禁煙を決めたその瞬間から1本も吸っていません。
だけど、初めて手に入れた人生で最初のZIPPOのライターだけは、今も棄てずに目の前に飾ってあります。
先日、大雨の日にあまりにも暇すぎて、そのZIPPOライターを磨いていました。
沈没船みたいに変色していたライターが、磨いた事でピカピカになりました。
多分ZIPPOライターとしては1番安いチープなライターの部類だと思うのですが、1番愛着があってずっと使っていました。
シリアルナンバー入りの限定品とかは誰かにあげたりしましたが、これだけは手放すのを躊躇いました。
学生時代から、様々な苦楽をいつも見守ってくれていた様な気がします。
飲みの席やパチンコ中等、手持ち無沙汰になるとよくライターの蓋をキンッ、カキンッと開けたり閉めたりして鳴らす癖が懐かしいです。
そう言えば先日、久しぶりにタバコを吸う夢をみました。
体に良いタバコのキャンペーンだかで、渡される試供品を次々吸っている夢でした。ストローみたいに細いタバコを胸いっぱい吸っていました。
実際、普段はタバコの事は忘れているつもりですが、脳かどこかが少し覚えていて欲しているのかもしれません。
時々、暇潰しにネットを眺めていると自分と同じように禁煙した人のブログやコラムを目にします。
禁煙1日とか1週間とかで体に大きな変化が感じられる的な内容を見かけるのですが、私の場合は只々タバコが吸いたいだけだった様な気がします。
只々、日がな一日、タバコを吸う為の正当性を鑑みるばかりでした。
大した変化無く、禁煙前も後も、ご飯が変わらず美味しいのは、ある意味幸せかもしれません。
強いてあげるならば、ほんの少しだけ以前よりも薄味でもイケる様になったかもです。
ある程度経過してからは、坂道を歩いた時の息切れが少しだけ楽になった様な気がします。
しかしながら、自己暗示だったらと思うと、明確な違いが分かりません。
結果として、禁煙をして良かったと思っています。
喫煙所を探さなくてよいので、楽になりました。
頻繁にコンビニに行かなくなりました。
それによって、下らない雑誌をあまり買わなくなりました。
それと1番は、脱タバコみたいな時代の流れに乗り遅れずにすみました。
これからもできる限りは禁煙を続けていく予定です。
そうは言っても、タバコと一緒に良い思い出もいっぱいあるので、嫌煙家にはなりたくないと感じる今日この頃です。
( ´-ω-)y‐┛~~