散歩中にいつも決まった場所の決まった木の幹にちょっとした細工をしています。
大人の男性の太もも強程の樹木なのですが、ちょうど私の目線辺りで幹が別れています。
その辺りにはちょっと探せば5~6個は蝉の抜け殻が転がっています。
だから通る度にその木の2つに別れた木の股の所にいつからか蝉の抜け殻を挟んでいます。
特に意味はありません。
ちょっとやそっとの風では飛んでいかない様にカチッとはめ込んでいます。
手が、フック船長みたいなので、刺さります。
毎度のその行為に特に意味はありません。
しいてあげるとしたら、百舌鳥の速贄的な感覚かもしれません。
最初の1回目に何故にその様な事を始めたのか自分でも分かりません。
しかし、最初の設置の翌日あたりにはもう抜け殻が消えていました。
毎回そこを通る度に、罠を仕掛けるかの様に抜け殻をSETしていますが、絶対に次に通る時には見当たりません。
子供の目線の高さではないので、大人が捕っているのだと思います。
私と同じコースをいつもルーティンに通る人が存在する確率は低い筈ですが、仮にもし抜け殻を取っているのが同じ人だったら怖いです。
毎回木の幹にセッティングしている中年の存在の方が遥かにサイコかもしれませんが、それは一人称として気にしない様にしています。
私はある程度の昆虫位なら余裕で素手で掴めますが、自分の他にもおかしな場所に挟まった蝉の抜け殻を捕る大人がいる事にトキメキを感じて今日も罠を仕掛けました。
周りに人がいないか、周囲を野性動物の様に警戒して見渡してから仕掛けています。
まるでシビレ罠を設置するハンターみたいに、一連の流れる様な作業をこなしています。タル爆弾かもしれません。
少しだけ楽しいです。さあ来いっ!
( ̄- ̄)ゞ
お盆休みも終わります。
この10年間お盆休みも、ゴールデンウィークも特に連休はとっていなかったと思います。
自営業の人は皆さんそんな感じではないでしょうか?
私の場合は、年末年始だけ毎年親族への挨拶周りがあるので、毎年3日ほどお休みを貰っています。
明日からはお祭りも終わってしまい、静かな日常に戻ってしまいます。寂しいです。
うちのお店の立地は駅前なのですが、1本奥まった所にあるので、お店に来店目的のお客様以外は近所のおじいちゃん、おばあちゃんのお買い物がメインかもしれません。それと通学の高校生です。
人通りのある街中とは裏腹に平日昼間等は嘘の様な静けさです。時間が止まってしまったかの様な静かな時間帯があります。踏切の音だけが聴こえます。
止まった時間の小さな小屋の中に10年以上私は佇んでいます。
以前にお店の近所に何十年もずっと小さなお店でジッと店番をしているおじさん?おじいさん?のお店がありました。
うちのお店位に小さいお店でした。たぶん2~30年以上営業されていたらしいです。
宝飾品のお店でした。今はありません。前にもブログで書いた事があるかもしれませんが、もっと私から色々とお話を聞いたり、色々と教えてもらえる様に近寄っていけば良かったと本当に後悔しています。
だから今は、特に自営業の若者達が何らかの話や悩みや相談で私の所に来る事が時々あるのですが、できるだけ年長者として話を聞く様にしています。
大したアドバイスはできませんが、カッコつけないで、リアルな現状や、今も常に私自身も悩んでいる実状等を伝えているつもりです。
毎年夏祭りが終わるとセンチメンタルというか、何とも言えない不安感の様な渦潮みたいなものに呑み込まれそうになってしまいます。
去年は何年かに1度のデカい波に呑み込まれてしまいました。
それがこのHP開設のきっかけになったのですが、今年は嫌な波が来たらいなせる様にしたいです。
明日からの通常営業の為に新商品もまだ未開封で準備してありますし、届く予定です。
一人で秋の訪れを感じて物思いに耽っているとたまに普段は進もうとする足並みが止まりそうになってしまう事があります。
歩みを止めない事が乗り切る秘訣かもしれません。皆さんと一緒に駆け抜けたいです。シタシタと。
(´・ω・`)