カクテルな話24年2/16
ちょっと前にまた独りで近所のホテルに泊まりました。
三島駅近くのドーミーインに再度お世話になりました。
夜、以前から気になっていたバーに足を運んでみました。平日のその時間はお客さんは私独りでした。
独りで食事目的ではなく一杯お酒を飲みにバーに赴いたのは何年ぶりだろうか?
懐かしい感じのお店だった。20数年前に上京した時の事をフワッっと思い出した。
懐かしいついでにまず最初にコロナビールを注文した。
ビール瓶の中にライムを押し込む理由はよく分からないが、初めて上司に連れていってもらったバーでコロナビールを頼んだ時初めて見るそれがカッコいい様な気がした。
その後しばらくは得意気な顔をしてよくこのビールを頼んだりしていたのを覚えている。
足が下に届かない椅子に腰かけ、足を組みながら何だか知らない綺麗な色のカクテル🍸を片手にタバコを燻らせている自分がとても都会的でオシャレな気がしていた。今はもうタバコも吸わない…
そんな甘酸っぱい様な夢しかない時の記憶をふと思い出して何とも言えない寂しさに包まれた。
そして私より歳上のマスターにそんな思いの丈を話すとマスターは黙って話を聞いてくれていた。
暗く、静かな店内のBGMだけが流れている空間に私のおしゃべりだけが場違いにも響いていた様に思われます。
カクテルは誰かと酒を酌み交わしながら世間話をするお酒というより、自分の過去や思い出に浸りながら静かに喉を湿らせる為にあるのかな?等と感じるのはこの歳になったからかもしれませんね。
また平日の比較的お店が混んでいない時間を見計らって来店したいと思いながら最後にグラスに残ったカクテルを一気に喉に流し込みました。
何もかも、みな懐かしい…沖田艦長の台詞を思い出す今日この頃です。
(´・ω・`)
静岡県三島市天然石のお店コタロー堂ブログ