小さな瓶詰めの世界24年2/10
とある散歩で通る狭い路地裏の地面に誰かが差し込んだ逆さまの瓶があります。
昔何らかのポールが立っていた穴だと思います。
その穴に誰かがワンカップ大関か何かの瓶をいたずらに気まぐれに入れたのでしょうか?
それとも何らかの意図して入れたのでしょうか?分かりません。
その地面と瓶の狭間で草が芽吹いたみたいです。健気に育っています。
瓶に閉じ込めら自然発生のテラリウムを眺めにその路地裏をたまに歩いています。
私の仕事や、果ては自らを取り巻く世界の縮図に重ねながら眺めています。
瓶を割ってその狭い空間から解放して、外気に触れたらあっという間に枯れてしまうかもしれないなぁ~と想像して眺めたり、逆に元気良く草が茂る可能性もあるのかなぁ~とか思える時もあります。
きっといつの日か、そういう下らない細やかな偶然事など全く興味無い(こんな所に瓶ゴミがあるから捨てなくては…)的な善意の合理的な誰かしらに片されるのが常です。
普遍的に今日の日常が必ずしも明日も継続される訳では無いという理と同じかもしれません。
独りでそんな小さな世界を眺めては、守りたい世界があるんだっを思い出した今日この頃です。
(ーωー)

静岡県三島市天然石のお店コタロー堂ブログ