supporting role22年9/5
今年も例年と同じ場所に曼珠沙華が咲いていました。
夏の終わりを実感します。
夏休みが終わり、平日の昼間に川遊びする子供たちの姿も見られなくなりました。
子供たちがはしゃいでいる様子を眺めていると元気をもらえそうで何だか少し楽しくなりますが、人も疎らな平日の昼間を切り取った雰囲気の方がどちらかというと好きだと思います。
誰もいない公園や神社で独り風にあたって佇んでいたりすると、この空間を独り占めしているみたいな感覚が時々訪れます。凪みたいで落ち着く感じです。
そういえば時々、人気のない高層ビルの屋上でタバコの煙を燻らせながら都会の喧騒を眺めている時間だったり、自分だったりが好きでした。
割と独りの時間が好きなのは昔からです。
だから散歩中も店主一人で営業していそうなお店を眺めては、(自分と同じタイプの人なのかなぁ?)とか勝手に同族意識を芽生えたりさせたりしています。おそらく全然違うでしょうが…
ついでに喫茶店とかの貸切状態も好きです。
たぶん大人数の時は脇役な自分自身でも、そんな時だけは私を中心に世界が回っているみたいな自分物語の主役感を感じるからかもしれませんね。
時には主役も良いでしょう。
いつもそんな事を考えたりしています。
人だけでなく、動植物からも次第に夏の活気が薄れて、秋に向かう情景を静かに見守りテクテク歩く今日この頃です。
(´・д・`)